映画『ロングウォーク』を公式ルールどおり時速4.8kmで歩き続けながら視聴した記録

映画『ロングウォーク』を公式ルールどおり時速4.8kmで歩き続けながら視聴した記録

止まってはいけない映画『ロングウォーク』を、ジムのトレッドミルで時速4.8km・傾斜0に固定して、エンドロールが終わるまで歩き続けた。一度も手をつかず止まらず、トレッドミルの表示は1時間47分53秒・8.63km。Apple Watch SE の数字も載せています。

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止まってはいけない映画『ロングウォーク』が、2026年8月21日から Prime Video で配信されました。公式の競技ルールは、時速 4.8 km をキープして歩き続けること。それを自分の体でなぞりたくなって、ジムのトレッドミルで歩き続けながら映画を見てみることにしました。

速度 4.8 km/h・傾斜 0 に固定して、エンドロールが終わるまで一度も手をつかず歩きました。 トレッドミルの表示は 1時間47分53秒、8.63 km。Apple Watch の数字は後半にまとめています。

なぜやろうと思ったか

『ロングウォーク』は、『シャイニング』や『IT』で知られるスティーヴン・キングの小説を、フランシス・ローレンスが映画化した作品です。

原作の『死のロングウォーク』は、リチャード・バックマン名義で発表された、事実上の長編初執筆作とされています。

物語は、戦争で国家が分断された近未来のアメリカで、50人の若者が「ロングウォーク」という競技に出る。歩き続けるだけで賞金と願いを1つかなえる権利がもらえる一方、止まると負けるという単純なルール。上映時間は 108分、映倫は R15+ です。

YouTube video

公式サイトに載っている競技ルールは、次の5つです。

ルール
1時速 4.8 km(3マイル)をキープする
2速度が下回ると警告開始
3警告3つで即死
4コースから逃げても即死
5最後の1人になるまで歩き続ける

公式あらすじにも、休息も睡眠もない、とあります。

やろうと思った理由は、同じルールをトレッドミルで歩きながら映画を見ることで、より登場人物の気持ちがわかって映画に入り込めるのではないかと思ったからです。

実験の条件

場所はジムのトレッドミルです。外でスマホを見続けながら歩くのは危険ですし、ジムでも他の方が使用しないか迷惑をかけないように気をつけました。計測は Apple Watch SE 第2世代 で、視聴開始と同時にワークアウトを開始しました。

自分で決めた実験ルールは、映画の5箇条をトレッドミルに写したものです。

映画トレッドミル
4.8 km/h をキープ速度を 4.8 km/h、傾斜を 0 に固定して、触らない
速度を下回る手すりにぶら下がる、歩幅が追いつかない、一時停止する
警告3つ自分で回数を数える(機械は数えない)
コース離脱ベルトから降りる、隣のマシンに移る
最後の1人までエンドロールが終わるまで歩き切る

水を歩きながら飲むのは、映画でもあるので可にしました。座る、手をついて休む、マシンを一時停止するのは不可。トレッドミルに 4.8 を固定するとペース維持は機械がやるので、映画より楽です。

歩いているあいだ

速度は 4.8 km/h、傾斜は 0 のまま、最後まで変えませんでした。一度も手をついたり、止まったりせずに、エンドロールが終わるまで歩き終えました。映画の「警告」にあたる場面は、自分には一度もありませんでした。

体感は、少しだけ早歩きくらいのスピードです。自分は普段、1人だと歩くのが早いほうなので、スタートからゴールまでつらくありませんでした。

映画を見ながらだと、歩くスピードが映画と合っているなと思う場面もあれば、映画の方が遅くないか、と思う場面もありました。

映画自体の感想

ロングウォークで歩く道は、人生に例えているのかな、と感じました。進んできた道が過去で、進んでいる道が未来です。過去に何があっても、時間は進んでしまう。だから前を向く必要がある。そんなメッセージを自分は受け取りました。

エンドロールで流れる、Shaboozey と Stephen Wilson Jr. の「Took a Walk」もすごく良かったです。エンドロールが終わるまで歩くと決めていたので、最後まで聴けてよかったです。

YouTube video

数字で見た結果

トレッドミルの表示と、Apple Watch SE 第2世代のワークアウトの記録は、次のとおりです。

トレッドミルApple Watch SE(第2世代)
時間1時間47分53秒1時間47分37秒(Workout Time)
距離8.63 km8.13 km
消費カロリー401 kcalActive 818 kcal / Total 980 kcal
平均ペース-13’14”/km
平均心拍数-135 bpm

時間はどちらも 1時間47分台で、映画の 108分(1時間48分)にだいたい重なります。

距離は、4.8 km/h × 1時間47分53秒 で 8.63 km になるので、トレッドミル側は設定した速度どおりの値です。Watch は 8.13 km で、平均ペース 13’14”/km を速度にすると約 4.5 km/h でした。

まとめ

映画『ロングウォーク』を、時速4.8km・傾斜0のトレッドミルで、1時間47分53秒歩きながら見ました。一度も止まらず手もつかずに歩き終えられて、つらくなかったです。

状況は全く違いますが、同じようなルールで映画を見る新しい経験で、面白かったです。

imaikosuke

imaikosuke

Tokyo-based software engineer. Writing about tech and daily learnings.

@imaikosuke_